僕のグラデーション塗装は、ほぼ「MAX塗り」です。
MAX塗りを、僕なりに解釈してやってます。

MAX塗りとは、ホビージャパン誌のライター、MAX渡辺氏が発案した技法で
グラデーションを多用することで、面の大きさを表現する塗装法です。
クリヤー塗料と蛍光色のにじみを利用するため、何重にも吹き重ねる塗装法です。

MAX塗りにも2種類の方法があります。

 

@白立ち上げ法 黒にほど近いグレーの下地にホワイトを塗り重ね、そこに生まれるグレートーンのグラデーション下地に、

隠ぺい力の低い、しかし色鮮やかなクリヤー系のカラーをメインに調合した塗料を上掛けすることで、塗装面を形成する塗装法。

A黒立ち上げ法 黒にほど近いグレーの下地の上に、顔料系塗料をベースとした望みの色を幾度となく重ね吹きして発色させていく塗装法です。

具体的には、何段階かに分けて塗料を変え、徐々に明るくしていくことで望みの色に近づけていきます。

  

そこで、理解して欲しいことが2つあります。
「ベースグレー」「クリア系、蛍光塗料によるにじみ」です。
この2つが理解できないと、MAX塗りは実現できません。

 

まずは、ベースグレーの解説から。

「ベースグレー」とは・・・
MAX渡辺氏が発案した黒下地塗料です。
MAXファクトリーから販売されてますが、自分で簡単に調合できる色です。
黒を基調に白や赤、青、黄、緑など顔料系塗料を調合するだけです。
このベースグレーは下地を整えるために吹き付けるため、隠ぺい力が高くなければなりません。
黒だけでも充分隠ぺい力は高いのですが、更に隠ぺい力を高める為に様々な色の隠ぺい力も貰います。

実は黒の塗料の中にも、白は混ざってます。
黒だけでなく、赤や黄色、緑にも発色を良くする為に白は入ってます。

このような塗料でも・・・ 底を見れば一目瞭然、白が入ってます。

 

調合した色味は、限りなく黒に近づけばOKです。

では、なぜベースグレーを吹くのか?
理由は、パーツの隠ぺい(プラスチックの透けを無くす)、グラデーションの下地にするためです。

このシャアピンクはサフも吹いてません。
プラ地が透けてます。
これはサフのみです。
サフグレーの上からなので濁り気味です。
ベースグレーの上から吹きました。
プラが隠ぺいされ、重厚感が出ました。

 

 

「クリア系、蛍光塗料によるにじみ」とは、
染料系塗料による染料の染みだしです。
この2つの塗料は、染料と言う特殊な材料によって発色します。
この染料は浮き上がってくる性質があります。

 

クリアレッドをマスキング部に吹きました。 光沢のみがわかるかと思います。
この上に白を吹き付けると・・・
このように染料がにじみ、
浮き上がってきます

例えば、クリアレッドを混色し、塗装した上にピンクを塗装しても、クリアレッドの染料が浮き上がって赤くなるということです。

 

 


↑このように、染料が浮き上がることを「にじみ」と表してます。
この、にじみの効果を利用したのが、MAX塗りです。

 

 

以上を理解した上で・・・

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