黒立ち上げ法

 

黒に近いグレーの下地の上に、顔料系塗料をベースとした、望みの色を幾度となく重ね吹きして発色させていく塗装法です。
具体的には、何段階かに分けて塗料を変え、徐々に明るくしていくことで望みの色に近づけていきます。

 

では、画像を交えて説明します。

 


ベースグレーを吹き付けます。

組立図の塗装レシピには、
「セールカラー(75%)+ホワイト(25%)」となっています。
ここで、1回目の塗装を
「セールカラー(95%)+クリアイエロー(5%)」にします。
 ↑ベースとなる顔料  ↑浮き立たせる染料

↑面の中心から吹き付け、
エッジ付近は黒く残すようにします。
モールド付近も、黒を残し気味に吹き付けます。

2回目の塗装を

1回目の塗料(25%)+ホワイト(73%)+蛍光イエロー(2%)」にします。
 ↑ベースとなる顔料 ↑明度を上げる ↑発色を促す

↑同じく、面の中心からエッジを残しつつ、吹き付け。
白を大量に混ぜたにもかかわらず、
黄色っぽさが消えてません。
これが「にじみ」の効果です。

このように、ベースグレーの上に望みの色を徐々に明るく吹き付けていく方法が、黒立ち上げ法です。

クリアカラーは浮き上がらせて彩度を上げる隠し味、
蛍光塗料も同じ効果はありますが、にじむ効果は薄いです。
蛍光塗料の発光に使われる染料が他の顔料の発色を上げてくれると考えて良いと思います。

ベースグレーばかりが目に行くかもしれませんが、
この2つの塗料を有効に活用していくことが、
「MAX塗り 黒立ち上げ法」です。

注意することは、この2つの塗料を大量に混合し過ぎないこと。
「にじみ」の効果が上がりすぎて、いつまで上掛けしても白くならないことがあります。
クリア系塗料の量は、調合色全体の5〜10%に押さえると良いと思います。

クリア系、蛍光塗料を上手く調合することで発色は格段に良くなります。
グラデーションでなくとも、発色効果はあるので、上手く活用してオリジナルのカラーを作りましょう。
それも充分、個性であると思いまふ( ´∀`)

※補足
よく、MAX塗りでは「エアブラシのエア圧を低めに・・・」とか、
「エアブラシのノズル口径は0.2mmのものを」とよく言われてますが、
僕はコンプレッサーは田宮のREVOでエア圧は高め、
エアブラシも口径は0.3mmを使用していますが、ちゃんと細吹きできます。
要は「慣れ」です。気にしないで行きましょう( ´∀`)

 

 

 

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