「Ham館」:モ−ルス通信・電波
1.モ−ルス符号の読み方の例です。
短点 [ ・ ] トと読みます。
長点 [ − ] ツ−と読みます。
モ−ルス通信は [ ・ ] [ − ] の組み合わせにより構成された符号で通信をします。人間コンピュ−タによるデジタル通信です。(正確には、符号の間隔があり3つの組み合わせです。)
頭の体操には、すこぶる効果があると思います。また、特に欧文では、定められた略号による交信が多く海外のアマチュア局と小電力で比較的容易に交信ができます。
[欧文モ−ルス]
[和文モ−ルス]
2.電波の不思議
(1)電波(電磁波)
導線に電流が流れると導線の周囲に磁界(赤)と電界(青)ができます。電流の向きを反対にすると逆向の磁界と電界ができます。電流の向きの切り替えを非常に高速で繰り返すと磁界と電界は、後からできた磁界と電界によって
電波(電磁波)
として押し出されます。電波は、アンテナやアンテナもどきから発射される電磁波(電界と磁界が交互につながった波)です。
(2)電波の伝わり方
電波は、その周波数によって伝わり方に特徴があります。下は、アマチュア無線でよく使う周波数帯です。
・MF (中 波 : 0.3−> 3MHz)
・HF (短 波 : 3−> 30MHz)
・VHF(超短波 : 30−> 300MHz)
・UHF(極超短波:300−>3000MHz)
・SHF(マイクロ波 :3000 < MHz)
「地表波」
大地表面
(球面)
に沿って進んでいくものでMF帯などの低い周波数の電波の伝わり方です。
「電離層波」
50−>500kmの高さにある
電離層でHF帯の電波は、屈折・反射
され地表に向かい地表で反射され再び電離層に向かいます。電波は、電離層と地球表面の反射の繰り返しではるか地球の反対面の海外にも到達します。電離層の電子密度が非常に高くなった場合などには、通常、電離層を突き抜けてしまうVHF帯の電波も反射します。外国のテレビ放送などが受信されたりするのも電離層の影響と思います。
電離層の電波を反射させる度合いは、時刻・季節・太陽の活発さなどの影響で時々刻々と変化します。太陽活動の活発さは、
約11.5年
の周期で変化しています。活発なときは、太陽黒点数も多くなります。
「地上波」
一直線に進む直接波と大地反射波および地表波が地上波です。主にVHF・UHF・SHF帯の通信がこれに当たると思います。地面だけではなく山やビルディングなどにも反射します。おおむね見通し範囲の通信です。
「VHF・UHF・SHF」
VHF・UHF・SHF帯の電波は、電離層を突き抜けることから、月面に反射させ再び地球にもどす月面反射通信ができます。また、衛星通信もできます。現在、国産アマチュア衛星(ふじ2・3号)2機を含むたくさんのアマチュア衛星が稼働しています。
「電波の不思議」
電波は、これら以外の変わったいろいろな不思議な伝わり方もします。実験してみられたらおもしろいかと思います。
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